物置の塗装 錆びにくくするテクニック

塗替え基礎知識
上塗り

こんにちは。
新潟市の塗り替え専門店ハピクルリフォームです。

このページでは物置の塗装についてお伝えします。物置も時間の経過とともに錆びてしまいます。

定期的に塗装が必要になりますが、長持ちさせる塗装があるのでその方法についてお伝えします。

 

塗装前の物置

塗装前

塗装前はかなり錆びている状態でした。特に屋根が錆びていますね。

20年くらい使っているとこのように錆びてしまいます。屋根に穴が開くと物置の役割を果たさなくなってしまいますので、穴が開く前に塗装したいところです。

ここまで錆びる前に塗装できるのがベストですね。

 

サビ落とし

サビ落とし中

塗装前にサビ落としをします。

サンドペーパーとマジックロンを使ってガリガリと錆を落とします。

表面に出ている錆は一部であって、実は内部はさらに錆が生じています。

サンドペーパーをかけることで表面に出ていない錆を出します。錆を出さないと錆止めを塗っても効果がありません。

ですのでガリガリと削って錆を出していきます。

 

錆転換剤塗装

錆転換剤 塗装中

長持ちさせるテクニックとして「錆転換剤」を塗装することがポイントです。

錆転換剤とは赤錆を黒錆に変えてくれる塗料です。黒錆にすることで錆びにくい鉄になります。

赤錆のままだとまた錆が出やすくなりますが、黒錆にすることで新品の鉄のような状態になるので錆びにくくなるのです。

 

錆がひどい場合は錆転換剤を塗ると丈夫になりますよ。DIYで塗装する時も錆転換剤を塗装するといいですね。コメリなどもホームセンターで売っていることもあります。

錆転換剤を塗装するかしないかで長持ち度が大きく変わってきます。

 

錆がそこまでひどくない場合は錆転換剤を塗装する必要はありませんが、上の写真のように錆がひどい場合は塗ったほうがいいです。

 

錆止め塗装

錆止め塗装完了

錆転換剤を塗ってから、その上に錆止め塗料を塗ります。

錆止め塗料は錆効果が高い二液性エポキシ錆止めを塗装しました。

錆止め塗料には一液性と二液性があります。丈夫なのは二液性です。

二液性は主剤と硬化剤が分かれており、塗装する時に混ぜ合わせて塗装します。硬化剤を入れることで塗料自身が固まり、乾くとガッチガチに硬化します。

硬化するのでとても強い塗膜が作られるのです。

今回の物置のように錆びすぎている場合は二液性エポキシ錆止めを塗って耐久性を高めていきます。

 

上塗り

上塗り1回目

今度は仕上げとして上塗りをしていきます。

上塗りには二液性シリコン塗料を塗ります。この塗料も耐久性の高い塗料です。

 

上塗りは合計2回塗りです。1回塗ってしっかり乾かした後に2回目を塗装します。

上塗り2回目

2回目もたっぷり塗っていきます。

塗膜が厚くなれば雨を浸透させることがないので丈夫になるのです。

 

塗装完了

塗装完了

 

塗装完了

塗装後は綺麗になりましたね。

塗装前の屋根は錆び錆びでしたが、塗装後は艶も出て綺麗になりました。

これで雨を弾き、丈夫な物置にすることができました。

物置も大切な家の一部ですので定期的に塗装して長持ちさせていきましょう。

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