悪い外壁塗装・屋根塗装をされないために、優良塗装会社を選びましょう

塗替え基礎知識

こんにちは。
新潟市の外壁塗装専門店ハピクルリフォームです。

残念ながら未だに悪い外壁塗装をする業者があります。悪い外壁塗装とは以下のような点が挙げられます。

 

  • 塗料のグレードを下げる
  • 塗装回数を減らす
  • 塗装すべきところを塗装しない
  • 下地処理をちゃんと行わず上部だけ綺麗にする
  • 塗装費用を莫大に見積もる
  • 不要な作業を見積もりに加える

などなど

悪い塗装には上記のようなことがあります。

信念がある会社はこのような悪いことはしませんが、お客様のことを考えず、儲けることだけを考えている会社は残念ながら上記で挙げた悪いことをしてしまうのです。

 

自分の身を守るためにも、こういう業者に頼まないようにすることが大事です。

ではどうすれば自分の身を守れるでしょうか?

 

外壁塗装で後悔しない方法をこのページでお伝えします。外壁塗装の契約をする前にぜひ以下で述べることを確認しながら契約に進んでください。

 

【対策その1】「塗料のグレードを下げる」を防ぐには

塗料のグレードを下げて利益を上げようとする業者も中にはあります。

塗料のグレードは以下のような順番になっています。上から耐久性の良い塗料で、下がるごとに耐久性が悪くなっていきます。

  1. 無機塗料(耐久年数約20年)
  2. フッ素塗料(耐久年数約20年)
  3. シリコン塗料(耐久年数約13年)
  4. ウレタン塗料(耐久年数約10年)
  5. アクリル塗料(耐久年数約5年)

外壁塗装で最も良い塗料は無機塗料とフッ素塗料です。この2つは同等くらいに耐久性のある塗料です。その分価格も跳ね上がります。

お客様が外壁の耐久性を高めるためにフッ素塗料をお願いしたのにグレードを下げてシリコン塗料を塗るという業者も中にはいます。

 

見た目はフッ素塗料もシリコン塗料も同じため、お客様が見てもフッ素なのかシリコンなのか判断することは不可能です。プロが見ても違いは分かりません。

 

このようなことを防ぐには塗装前に塗料の缶を見させてもらうというのがいいでしょう。

塗料の缶にはフッ素塗料とかシリコン塗料という風にしっかりと記載があります。契約した内容の塗料をちゃんと使っているか確認することで安心できるでしょう。

塗料は耐久年数を左右する大事なものです。ほとんどの塗装会社は故意にグレードを下げるようなことはしませんが、中には悪い業者もいます。

特にあまりにも安い塗装業者は注意が必要です。安くできるということは、何か裏があると思った方がいいかもしれません。

手抜き工事をされないためにも塗料缶をぜひ確認するようにしてください。

【対策その2】「塗装回数を減らす」を防ぐには

しっかりと塗装しているか、お客様が確認するのはとても難しいことです。

本来は3回塗りのところを2回塗りで終わらせる業者もいます。

しかし、3回塗りなのか2回塗りなのかを見極めることはプロが見ても非常に難しいです。

ではこういった「塗装回数を減らす手抜き工事」を防ぐにはどうしたらいいでしょうか?

 

それは、写真付きで作業報告をしてもらうようにすべきです。

 

今どんな作業をしているのか、今何回目の塗装なのかを写真付きで提出してもらえれば安心できます。

 

当社は以下のように毎日作業報告をしています。

 

作業報告書

昨日はどんな作業を行ったのか、塗装は何回目なのかを写真付きで提出しています。

作業報告をすることでお客様に安心してもらえるので当社は作業報告書を毎日提出するようにしています。

他のリフォーム会社や塗装会社でも作業報告をしてくれる会社があると思います。そのように丁寧に作業説明してくれる会社を選ぶのも賢明だと思います。

【対策その3】「塗装すべきところを塗装しない」を防ぐには

「塗装すべきところを塗装しない」というのは、お客様から見えないところを塗装しないなどがあります。

例えば屋根の上で、お客様が見ないようなところを塗装せずそのままにしておくという業者もあります。

言葉は悪いですが、こういった業者は心が腐っているので他にも手抜き工事をしている可能性があります。本当に注意したいところです。

 

ではこのような心が腐っている業者に当たらないようにするためにはどうしたらいいかというと、「自分の直感を信じる」というのがあります。

直感を信じるというのは抽象的なのでなかなか難しい判断ですが、あなたの「この人は良さそう」「この人は悪そう」という直感を信じることは大事です。

 

心が腐っている人は、目つきや顔つきが悪いことがあります。服装も乱れているなどもありますね。

「見た目で人を判断してはいけない」と言いますが、心の乱れは外見にも出るものです。

 

私の経験上、信念がある人は目が輝いており服装も綺麗です。ペンキだらけの服でもビシッと着こなしています。また、話す言葉も丁寧で悪いことを言いません。

お客様に丁寧に接しますし、他の業者を悪くいうようなこともしません。

見た目や話す言葉に注意を傾けてみてください。

 

また、リフォーム会社の営業マンが良いか悪いかも大事な点です。

立派な会社であれば教育が行き届いているので営業マンの姿勢は優れています。立派な会社であればその下請け業者も立派な場合が多いです。

立派な会社は経営理念があり、その基準に沿って仕事をしています。ですので従業員や下請け業者に対して教育面で厳しい点があります。

 

逆に利益主義でお客様のことを想っていない会社は、利益ばかり上げようとして売り込みをしてきたり、恐怖心を煽って来ることもあります。

悪い会社の下に着く下請け業者も同じような人が多いことがあるのです。

 

それもそうですよね。

 

立派な下請け業者は悪いリフォーム会社の下で仕事をしたいと思わないはずです。逆に立派な元請け会社が悪い下請け業者を使おうとは思わないはずです。

 

「類は友を呼ぶ」と言いますので、いい元請け会社にはいい下請け業者があり、悪い元請け会社には悪い下請け業者があるという可能性はあります。

 

全てがそうであるとは言えませんが、やはり立派な会社に依頼することが成功の近道です。

 

【対策その4】「下地処理をちゃんと行わず上部だけ綺麗にする」を防ぐには

下地処理とは、サビ落とし古い塗膜を落とすなどの塗装前にする作業のことを指します。

下地処理は上に塗装してしまうと隠れてしまうので、見えなくなる作業です。目立たない作業になります。

そのため、下地処理をいい加減におこない、すぐの塗装作業に入る業者もいます。

 

しかし、下地処理はとても大事な作業です。

 

例えば塗装が浮いているのに、それを剥がさずにその上から塗装したらどうなるでしょうか。

結果は、数年後に浮いている塗装が剥がれて、下地が剥き出しになってしまいます。これでは塗装した意味がありません。

根本から剥がれてしまったらどんなに良い塗料を選択しても意味がないのです。

 

下地処理は家を長持ちさせる上でとても大事です。見えなくなる作業だからこそ信念ある職人にお願いしないといけません。

 

信念ある職人は「人は見ていなくても神が見ている」という哲学があったり、「手を抜くことがあったら俺は職人として終わりだ」という深い信念があったりします。

このように心底その仕事を愛している職人にお願いすべきです。お金のためだけでなくその仕事を人生の重要部分と考えている人にお願いしましょう。

 

このような信念ある職人は当然ながら引っ張りだこですので忙しく働いています。口コミや評判もいいでしょう。

身近に外壁塗装をした人にぜひ聞いてみてください「良い職人はいないか?」と。

良い口コミがある職人にお願いすれば下地処理をしっかりと行ってくれて長持ちする外壁塗装をしてくれます。

 

【対策その5】「塗装費用を莫大に見積もる」を防ぐには

本当は80万円で外壁塗装できるのに、150万円で見積もり会社も中にはいます。

会社によって仕様が違ったり、会社の体制が違うので「安いから良い」「高いから悪い」とは言い切れませんが、あまりにも高い会社は避けた方がいいですよね。

 

こういったことを防ぐには「複数の会社に見積もり依頼してみる」というのが良いでしょう。

他の会社に見積もってもらったり話を聞けば、だいたいの適正価格はわかってきますし、塗装工事の知識もついてきます。

見積もり内容を見て「ん?これは本当に必要なのかな?」「これは高すぎるのではないか?」ということもわかってきます。

【対策その6】「不要な作業を見積もりに加える」を防ぐには

不要な工事を付け加えたり、見積書に意味不明な項目を付け加えたりする会社もいます。

例えば外壁塗装では「高圧洗浄」と「バイオ高圧洗浄」があります。

高圧洗浄は高い水圧で家全体を洗うことであり、バイオ高圧洗浄は薬品を塗布してから高い水圧で家全体を洗う方法です。

バイオ洗浄は薬品を使いますし、洗浄回数が増えるので高くなります。

 

バイオ洗浄は必要な場合と不要な場合があります。例えば以下のような場合はバイオ洗浄は必要です。

屋根に藻がビッシリついている場合

 

外壁内部まで藻やカビがビッシリついている場合

内部まで汚れがついていると水圧だけでは綺麗に落とせないのでバイオ洗浄が適切です。

外壁がそこまで汚れておらず高圧洗浄だけで済む場合はバイオ洗浄は不要です。

この判断は家の人がするのは難しいことです。

 

あるリフォーム会社は外壁がそんなに汚れていないにもかかわらずバイオ洗浄をするところもあります。これはできるだけ利益を増やすためでもあります。

このように不要な作業が追加されていることもあるのです。このような不要なものを必要か不必要か判断することは難しいので、これも信念ある会社に依頼することが大事ですね。

 

そのほかにも、「諸経費」「雑費」みたいな項目を作り、5万円、10万円と上乗せする見積もりもあります。

なんのための諸経費なのか、何が雑費なのかしっかりと聞くようにしましょう。

「資材運搬費です」とか「手続き費用です」などと言ってくるかもしれませんが、その費用が10万円もかかるのは異常と言えます。

他の会社であれば諸経費を入れていないところもあるので、色々な会社に相談してみるのも良いですね。

 

外壁塗装や屋根塗装は家を長持ちさせる上でとても大事なものです。安心して過ごすためにも立派な会社に依頼すべきです。

 

あなたがこれからお願いする会社は立派かどうか注目してみるようにしてみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました