【新潟市】長持ちさせる屋根塗装の相場はいくら?

塗替え基礎知識

こんにちは。
新潟市の住宅塗装専門店ハピクルリフォームです。

屋根塗装をしたいけど相場がわからないという方も多いと思います。

複数の会社に見積もり依頼してみたけど、価格に差があったり、使用する塗料も違ったりして混乱してしまう方もいるかもしれません。

 

そこでこのページでは新潟市における屋根塗装価格相場と屋根塗装の種類についてお伝えしていきます。

 

ズバリ!屋根塗装の相場はいくら?

屋根塗装の平均的な相場は

一般的なお宅(2階建で屋根塗装面積100㎡以内)の場合

40万円〜60万円(足場、高圧洗浄、塗装3回込み)

が平均的な相場です。

家の大きさや使用する塗料や足場の有無によって価格は変わってきますが、平均的な相場は上記の価格で収まってきます。

家が大きくなればその分屋根面積も増えるので価格は高くなりますし、グレードの高い塗料を使えばその分高くなります。

また、足場が必要かどうかも重要な点です。平屋の場合であれば足場が必要ないことがありますが、2階建で高さがある家の場合は足場は必要になってきます。ほとんどの場合は足場を組まないと作業できないので足場代もかかってきます。

 

そのお宅ごとに価格が変わってくるのが実際のところですが、平均的に40万円〜60万円くらいが相場となっています。

 

では次に、塗装時期の判断方法についてお伝えします。塗装が必要なのか、それともまだ塗装しなくていいのかということを理解できれば、正しい判断をすることができます。

 

屋根塗装時期の判断とは?

屋根種類 症状

セメント瓦屋根

  • 塗装が剥がれている
  • セメントの地が出ている
  • モルタル部分が劣化している
  • 割れている
  • 色あせがある

鉄板屋根

  • 錆が出ている
  • 手で触ると粉がつく
  • 色あせがある
  • コーキングが劣化している
  • 釘が抜けて穴が空いている

粘土系瓦屋根

  • 色あせがある
  • 艶がなくなっている
  • 地が出ている
  • 塗装が剥がれている

スレート屋根

  • 色あせがある
  • 塗装が剥がれている
  • 艶がなくなっている
  • 地が出ている
  • 雪止めアングルが錆びている

屋根の種類によって塗装時期の判断は変わりますが、塗装が剥がれていたり、錆びている場合は早めに塗装が必要です。

屋根は常に日光や雨や雪にさらされている場所です。家の部分でも一番過酷な状況に立たされています。

そのため、どの部分より早く傷んでしまいます。

屋根塗装が遅れてしまうと張り替えが必要になったり、雨漏りの原因にもなるので定期的に塗装できるといいですね。

 

屋根塗装は何年に一回すべき?

屋根塗装の周期は10年に1回が一般的となっています。塗料メーカーのカタログでも耐久年数は7年〜10年とされていることが多いです。

使用する塗料によっても耐久年数は変わってきますが、基本的に10年に1回塗装すれば雨漏りなどもなく安心して過ごすことができます。

 

長持ちさせるために重要なこととして、腕が良く、信念を持っている職人にお願いすることが大事です。

どんなに良い塗料を選んでも、塗装する職人が悪ければなんにもなりません。

腕の良い職人とは、塗り残しがなく隅々までしっかりと塗装しますし、長持ちするように考えて塗装してくれます。

信念がある職人とは、ただ塗るだけでなくお客さんのことを考えて120%の力を出して塗装します。例えば屋根が錆びている場合は錆止め塗料を1回ではなく2回塗装するとか、錆びにくくするために錆転換剤を塗装するなど、長持ちさせるために納得いく仕事をしてくれます。

誰かに言われて仕事をするのではなく、自分から最善の方法を考えて仕事をする人が信念ある職人です。

こういう人に屋根塗装をしてもらえれば長持ちする屋根にできるでしょう。ぜひ時間をかけて良い職人を選び出してください。

手前味噌で恐縮ですが、私も信念を持って仕事をさせていただいています。

 

次に屋根塗装で最適な季節についてお伝えします。

新潟市で屋根塗装が最適な季節とは?

新潟市の屋根塗装で最適な時期と避けた方がいい時期は以下のようになっています。

最適な時期

4月上旬〜7月下旬(梅雨時期は除く)

9月中旬〜11月上旬(真夏は避けるべき)

 

避けた方がいい時期

11月中旬〜3月中旬(天気の悪い冬は避けた方が良い)

8月(そこまで暑くなければ良いが猛暑の日は避けた方が良い)

天気が良くなる春先4月上旬から真夏になる前の7月下旬までが季節的に良いです。梅雨時期は雨が多いので塗装することは難しいのでその時期は避けた方がいいかもしれません。

8月と9月上旬は真夏日になり、屋根の表面温度がかなり高温になります。鉄板屋根だと目玉焼きができるほど高温になります。そのような暑い時は塗装に適しません。真夏は屋根塗装は避けた方がいいでしょう。外壁塗装は真夏日でも問題なく行えます。

9月中旬〜11月上旬は天候も良く涼しくなる季節なので屋根塗装に適しています。この時期に屋根塗装をする方は多いですね。

 

屋根塗装の塗料について

塗料 耐久年数 単価 1㎡あたり
ウレタン 約5年 3,200円/1㎡(3回塗り)
シリコン 約5年〜7年 3,500円 /1㎡(3回塗り)
フッ素 約7年〜10年 4,100円/1㎡(3回塗り)

塗料の種類によって耐久年数や単価が変わってきますが、一番選ばれている塗料として「シリコン」があります。耐久性もあり価格を抑えられることもあって、一番選ばれています。

 

また、屋根塗装には「遮熱塗料」も利用されています。遮熱塗料とは文字通り太陽の熱を反射させ家内部に熱を伝えにくくする塗料です。

遮熱塗料について

遮熱塗料について

遮熱塗料は鉄板屋根に塗ると特に効果が現れます。鉄板屋根は夏になると、ものすごく暑くなり手で触れないほど熱せられます。家内部にも熱を伝えやすくなるので夏場は室内がサウナのようになります。

ですが、遮熱塗料を塗ると熱を反射させるため室内に熱を伝えにくくなります。部屋温度はだいたい3℃下げられるという実験結果もあります。

夏を快適に過ごしたい場合は遮熱塗料を選択されるのもいいですね。

 

屋根塗装の作業内訳

作業内容 単価
高圧洗浄
(水洗い、錆落とし、苔落としなどを含む)
150円〜300円/1㎡
塗装(基本3回塗り) 3,000円〜5,000円/1㎡
(塗料によって単価は変わる)
足場代 150,000円〜300,000円
(大きさによって変わる)
諸経費(廃材処理費など) 一式10,000円〜30,000円

屋根塗装では上記の作業が行われます。

足場を組み、高圧洗浄を行い、塗装を行っていきます。

このほかに、屋根が割れており交換が必要になることもありますし、雨漏りをしていて下地が腐食しているなどがあれば交換費用がかかることがあります。

そのお宅の状況によって価格は上下します。

 

足場費用について

項目 単価
足場組み立て・撤去 600円〜800円/1㎡
飛散防止メッシュ 100円〜300円/1㎡

屋根塗装ではほとんどのお宅が足場が必要になります。

安全作業をするために足場がないと工事をしてはいけないということもありますし、塗料が飛散してご近所様に迷惑がかからないように足場と飛散防止メッシュが必要になることが多いです。

 

足場 平均的な相場

一般的な大きさの家 建坪30坪(足場面積200㎡)くらい

15万円〜20万円

 

一般的な家の大きさであれば足場代は15万円〜20万円かかります。家が複雑な造りであったり、道路が狭くてトラックが近くに止められないなどすると高くなることもあります。

逆に、真四角に家で組みやすい場合や周囲に住宅が無く空き地であれば飛散防止メッシュは必要ないので安くすることもできます。

そのお宅によって足場代も変わってきます。

 

外壁や付帯も一緒に塗装すると割安になる

屋根塗装と一緒に外壁や付帯物の塗装も一緒に行う人が多いです。

というのも、屋根塗装のためだけに足場を組むのはもったいないのです。

足場をかける費用は、屋根塗装も外壁塗装も一緒ですので、屋根塗装のついでに外壁塗装や軒天や破風板も一緒に塗装して、家を丸々綺麗にされる方が多いです。

 

外壁塗装もすると費用は上がってしまいますが、後でやろうとすればまた足場代がかかってしまいます。お金を頑張って追加すればまた安心して過ごすことができますので、一緒に外壁塗装や付帯物の塗装も検討されると良いと思います。

 

張り替え・葺き替えという選択肢もある

塗装ではなく、張り替えや葺き替えという選択肢もあります。

屋根があまりにも傷んでいる場合は塗装しても長持ちさせることができないかもしれません。傷みすぎているとすぐに塗装が剥がれてしまうこともあるのです。

そういう場合は張り替えという選択肢もあります。

 

最近は既存の屋根の上に新しい屋根を貼る「カバーリング工法」があります。

既存の屋根を剥がさずにその上に屋根を貼るので、工期短縮になり、廃材も出ず、作業性が高まるので安くできる場合もあります。

 

現在、スレート板の屋根を貼っていたり、鉄板屋根を貼ってある場合は張り替えをすることで新しい屋根に蘇らせることもできますので貼り替えも検討してみるといいかもしれませんね。

 

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