【新潟 ラジカル塗料】価格と耐久年数は?

塗料の知識

こんにちは。
新潟の外壁塗装、塗替え専門店「ハピクルリフォーム」代表の富澤です。

最近使われるようになった「ラジカル塗料」というものがあります。ラジカル塗料は2015年に登場した比較的新しい塗料です。

ラジカル塗料はシリコン塗料と施工費用はほぼ同じですが、耐久年数が高かったり、チョーキングを起こしにくいという効果もあり、最近ラジカル塗料を使う人が増えてきていますね。

きっとこのページを訪問したあなたもラジカル塗料が気になっているのではないでしょうか?

このページではラジカル塗料のメリットデメリットや施工料金、耐久年数について解説していきます。

ラジカル塗料ってなに?

ラジカル塗料の「ラジカル」とは簡単にいうと、塗膜を劣化させてしまう現象のことを言います。

月日が経つと塗膜が劣化しチョーキングを起こしますね。手で触ると粉がつく現象をチョーキングと言います。

ラジカル塗料はこの現象を抑える効果があるため「ラジカル塗料」と言われています。

本当の名前は「ラジカル制御型塗料」です。劣化を抑え長期間強い塗膜にする効果がある塗料です。

最近の塗替えでは「シリコン塗料」が主流になっていますが、今後「ラジカル制御型塗料」が主流になってくる可能性があります。

その理由は、価格がシリコン塗料とほぼ同等で、耐久年数が高く、施工しやすい塗料だからです。

新潟でもラジカル塗料を使った外壁塗替えが行われていますね。見積もり時に「ラジカル塗料」という言葉も聞く機会が多くなったと思います。

あなたの御宅にラジカル塗料が合うかどうか、以下の情報を読んで確認してみてください。

ラジカル塗料の特徴

ラジカル塗料は2012年に日本ペイントから発売された比較的新しい塗料です。

高耐久性があり、価格も高額ではなく、施工しやすい塗料としてリフォーム会社や塗装会社から注目を集めています。

ラジカル塗料の特徴1 チョーキングが起こりにくい

ラジカル塗料は塗膜の表面の劣化を抑える効果があります。

塗料は月日が経つにつれ塗膜の表面が劣化してチョーキングを起こしてしまいます。

チョーキングを起こすと撥水効果がなくなり、雨が外壁内部に染み込んでしまいます。そうすると外壁材を腐食させてしまうのです。

ですがラジカル塗料はこのチョーキング現象を抑え、塗膜を強くする効果があります。

ラジカル塗料の特徴2 安価で高耐久

高耐久性で有名な塗料には「フッ素塗料」「無機塗料」がありますが、このような塗料は非常に高額です。一缶で6万円もするほど高額ですので工事費用も高くなってしまいます。

ですがラジカル塗料は高耐久性があるのに塗料は安価なのです。

高耐久性があり工事費用も抑えられることから多くの人に選ばれている塗料と言えます。

ラジカル塗料の特徴3 施工しやすい

ラジカル塗料は水性塗料のため施工しやすいのです。

最近の水性塗料はとても高性能で、油性塗料よりも耐久性が高いものがあります。ラジカル塗料も水性塗料ですがとても高性能な塗料です。

水性塗料であればシンナーを使わないので、溶剤の匂いは発生しません。そのため近隣の方々に迷惑をかけずに済むこともあります。

塗装工事で問題となるのが「シンナーの匂いで頭が痛くなった」とご近所からクレームがくることがあります。

こう言った問題を解消するためにもラジカル塗料はいいかもしれませんね。ご近所さんとのトラブルを無くすためにラジカル塗料を選ばれる人も多いです。

ラジカル塗料の特徴4 光沢が持続

ラジカル塗料は塗膜表面の劣化を抑える効果があるため、光沢を維持してくれます。

塗替え時の光沢を長く保たせてくれるので撥水効果も長期間期待できます。

光沢があれば撥水効果がありますので外壁の劣化を抑えられるのです。

ラジカル塗料のデメリット

ラジカル塗料は良いことばかりではなくデメリットもあるので、悪いところもしっかりと理解しておきましょう。

ラジカル塗料のデメリット1 実績がまだ少ない

ラジカル塗料は2012年に出た比較的新しい塗料ですので、施工実績が多くはありません。

ラジカル塗料の耐久年数は10年〜15年となっていますが、発売されてから8年ほどですので実際の耐久年数はまだわかっていません。

また、塗替えで使われる塗料の主流は「シリコン塗料」であるため、ラジカル塗料を使う家の件数はまだ多くありません。

ラジカル塗料は本当に良いのか?耐久年数は高いのか?という実証がまだ少ない点があります。

塗料メーカーが満を辞して発売しているので耐久年数は間違い無いと思いますが、実績がまだ乏しいためわからない点もあるのです。

ラジカル塗料のデメリット2 濃い色が出せない

ラジカル塗料の元となる塗料は「白色」のため濃い色が出せません。

例えば「黒」とか「濃い茶色」とか「濃紺」とか「赤」という濃い色は出せないのです。外壁を濃い色にしたい場合はラジカル塗料は使えないことになります。

ベージュやクリーム色であれば問題ありません。一般的な御宅はベージュやクリーム色を塗ることが多いですのでほとんどの御宅で使うことが可能です。

ラジカル塗料の耐久年数と施工価格

ラジカル塗料の施工価格はリフォーム会社によって変わりますが、一般的な価格をお伝えします。

わかりやすいようにシリコン塗料と比較してみましょう。

塗料 施工価格 耐久年数
ラジカル塗料 2,200~4,000円/㎡ 8~16年
シリコン塗料 2,300~3,500円/㎡ 7年〜15年

 

施工する会社によって価格は変わりますし、家が建っている環境によって耐久年数は変わるので一例として見て頂きたいのですが、ラジカル塗料は耐久年数や価格でシリコン塗料を上回ることがあります。

耐久年数はシリコン塗料より少し長く、価格は同等です。

現在はシリコン塗料を使うことが多いですが、今後ラジカル塗料が主流になってくるかもしれませんね。

 

代表的なラジカル塗料

ラジカル塗料は複数の塗料メーカーから発売されています。

パーフェクトトップ(日本ペイント)

ラジカル塗料を開発した塗料メーカーです。施工実績も多く、多くの塗装会社が使っています。

水性塗料であり高耐久性のあるラジカル塗料です。

エスケープレミアムシリコン(SK化研)

我が社もよく使っているエスケー化研のプレミアムシリコンです。

この塗料はシリコン樹脂も入っているので撥水効果も期待できます。

こちらも水性塗料であり高耐久性のあるラジカル塗料です。

アレスダイナミックトップ(関西ペイント)

関西ペイントが販売しているラジカル塗料です。

こちらはフッ素塗料に近い耐久性があるようです。価格はパーフェクトトップやエスケープレミアムシリコンより高いですが、耐久性は優れています。

こちらも水性塗料であり高耐久性のあるラジカル塗料です。

ラジカル塗料 まとめ

ラジカル塗料は今後主流になる塗料でしょう。耐久性に優れており、施工費用も安く抑えられるのでラジカル塗料で塗替えを検討してもいいですね。

ラジカル塗料の見積もりも無料で行なっていますのでお気軽にお問い合わせください。

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