【新潟市 屋根塗装】セメント瓦を塗装 3回塗りの様子

塗替え基礎知識
中塗り

こんにちは。
新潟市の外壁・屋根塗装専門店のハピクルリフォームです。

このページではセメント瓦屋根の塗装についてお伝えします。これから瓦塗装をお考えの方に参考になったら幸いです。

セメント瓦の塗装周期はどれくらい?

まず理解しておきたいことに「セメント瓦の塗装周期」です。

何年に1回塗装すべきかということですね。

平均的にセメント瓦は10年に1回塗装が推奨されています。屋根なので日光や雨や雪をもろに受けるところですので一番傷みやすいところです。

塗装しないとセメントが剥き出しになり、砂が流れてしまいます。そうすると瓦自体が薄くなり割れや雨漏りの原因につながってしまいます。

劣化したセメント瓦

割れてしまった瓦

 

塗装が剥がれてしまった瓦

 

傷みすぎると塗装ができなくなり瓦を取り替える必要が出てきます。そうすると費用が高額になってしまうので10年に1回は塗装することをおすすめします。

10年に1回塗装すると屋根は長持ちしますし、費用も抑えることができます。

屋根塗装に足場は必要か?

よく聞かれる質問に「屋根塗装の時は足場は必要ですか?」ということがあります。

結論から言うと、「必要」になります。

平屋で低い屋根であれば足場は不要ですが、2階建であれば足場は必要になります。

理由としては、高所作業なので事故を防止するという点と、周囲に塗料を飛散しないようにするためです。

ですのでどうしても足場は必要になってきます。

ただし、屋根塗装だけの足場であれば簡易的な足場で済むので足場代は少し安めにすることができます。

 

それではセメント瓦の塗装についてお伝えします。

 

セメント瓦の塗装について

塗装前の瓦屋根

塗装前のセメント瓦は塗装が剥がれてセメントが剥き出しになっていました。こうなるとどんどん砂が流れていきます。

この状態になったら早めの塗装が必要になります。

 

高圧洗浄

塗装する前には必ず高圧洗浄が必要になります。

セメント瓦には藻や苔がついており、汚れをしっかり落とさないといけません。

また、瓦表面には劣化したセメントがついています。砂状になったセメントですが、そのような劣化物も高圧洗浄で流していきます。

高圧洗浄をしないと汚れの上に塗装することになるため剥がれの原因になってしまいます。

長持ちさせるには下地処理をしっかりする必要があります。

高圧洗浄は時間をかけていきます。

 

下塗りの様子

高圧洗浄してしっかり乾かしたら下塗りをしていきます。下塗りの塗料は密着性を高める効果があり、傷んだ瓦を新品のセメント瓦のように戻す役割があります。

一枚一枚手塗りで塗装します。

以前は吹き付けができましたが、最近は住宅が密集しているため手塗りが主流になっています。

手塗りは時間と手間がかかりますが、その分丈夫になります。手の圧力がかかるため瓦内部まで塗料を染み込ませることができます。瓦の隅々まで塗ることができるので耐久性は上がります。

上塗りの様子

 

上塗りの様子

上塗りは2回塗装します。こちらも手塗りで一枚一枚丁寧に塗装します。

色は「安田瓦色」が主流になっています。

安田瓦とは阿賀野市にあるあの安田瓦です。安田瓦は全国的にも有名で多くの住宅が安田瓦を使っています。

ですので塗料の色でも「安田瓦色」というものが存在します。新潟を代表する製品ですね。安田瓦にヤスダヨーグルト。そしてサントピアワールド(旧安田アイランド)。安田は素晴らしいところです。

話が脱線しましたが、瓦屋根は合計3回塗装します。下塗り→中塗り→上塗りの順番で塗装します。

3回塗ることで塗膜が厚くなり丈夫なセメント瓦にすることができるのです。

 

塗装完了

瓦屋根 塗装後

塗装するとこのように新築時の屋根に蘇ります。

 

屋根塗装 ビフォーアフター

塗装前の瓦屋根

 

 

塗装後の瓦屋根

 

屋根は雨が当たる場所ですので定期的にメンテナンスすると雨漏りを防止できます。

塗装しないセメントに雨が染み込んでしまい家内部に雨を浸透させてしまうこともあります。

ですので10年に1回は塗装することをお勧めします。

当社は屋根塗装も得意としていますのでぜひお気軽にお問い合わせください。

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