西日で傷んだ破風板を塗装 綺麗に仕上げるためには?

塗替え基礎知識

こんにちは。
新潟市に住宅塗り替え専門店ハピクルリフォームです。

このページでは破風板の塗装についてお伝えします。

 

破風板とは屋根の下にある板のことを言います。

赤く囲った部分を破風板と言います。字のごとく、風を破る板です。破風板は雨風が強く当たる部分なので傷みやすいです。

特に西日が当たる面は傷みが早くなってしまいます。

破風板は木の板が貼ってあることが多いため、塗装が剥がれて木が剥き出しになると水を吸ってしまい腐食することがあるのです。

塗装前の破風板

時間の経過とともに塗装が剥がれて木が剥き出しになります。

そうなると木が痩せてしまいひび割れを起こしてしまいます。ひび割れたところから雨が入り込み腐食してしまうのです。

ですので塗装が剥がれたら早めに塗装するといいですね。

それでは破風板の塗装をお伝えします。

塗装前

塗装前の破風板は塗装が剥がれていますね。そのため木が痩せてしまっています。

 

下地処理

塗装前に下地処理をおこないます。マジックロンという道具を使って古い塗装を剥がしていきます。

 

下地処理が終わるとこのような状態になります。取れる塗装は剥がして、まだ生きている塗装はそのまま残します。生きている塗装を無理して剥がそうとすると木を傷めてしまいますので無理して取ることはしません。

ここまで下地処理を行えば塗装に適した下地となります。

 

破風板塗装

1回目塗装

 

2回目塗装

 

3回目塗装

破風板は合計3回塗装します。塗装する日数は3日間かけて塗装します。

1日に3回塗装するのではなく、1日1回×3日というように乾かせる時間を設けます。

塗料は1日乾かせることでガッチリと硬化して丈夫な塗膜を作ってくれます。しっかりと乾いた後で上に塗装すれば強い層ができます。

1日で3回塗装しようとすると、まだ硬化していない状態の上に塗装することになるので丈夫さが下がってしまいます。

ですので時間をかけて丁寧に塗装していきます。

 

塗装は「良い塗料を使う」ということも大事ですが、「時間を置いて塗装をする」ということも大事です。

いくら良い塗料を塗っても、乾いていないところに塗り重ねたら丈夫さは下がってしまいます。ですので塗装技術も丈夫さを上げるために必要なことなのです。

家の塗り替えをするときは「丁寧な仕事をしてくれる職人に依頼する」ということはとても大事ですね。

 

塗装完了 ビフォーアフター

塗装前

 

塗装完了

塗装後はこのように綺麗になりました。

このような艶が出て、厚い塗膜が付くと破風板は丈夫になります。雨を弾き、木の内部に水が染み込まないので腐食の心配も軽減されます。

破風板は家を守る上でも大事な箇所なので定期的に塗装していきたいですね。

 

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