【画像あり】塗装できない外壁　判断基準とは？

こんにちは。
新潟市の外壁リフォーム専門店のハピクルリフォームです。

外壁リフォームには「塗り替え」と「張り替え」の２種類があります。

費用面でいうと塗り替えの方が安いですので多くの人が塗り替えを選択されます。

しかし、傷みすぎて塗り替えできない外壁もあります。傷みすぎている外壁の上に塗装してもすぐに剥がれてきてしまうので、傷みすぎた外壁の場合は張り替えが必要になってきます。

では、塗り替えできない外壁とはどのようなものでしょうか？以下の写真のような外壁は塗り替え不可です。

塗り替えできない外壁の状態

このように外壁が剥がれており、指で叩くと空洞ができているような外壁は塗装ができません。

このような外壁は水分を吸い込んでおり、内部から腐食してしまっています。手で触るとボロボロ落ちてくる状態です。

ここまで傷んでしまうと張り替えが必要になります。

塗り替えと張り替えの価格差は？

では塗り替えと張り替えの価格はどれほど違うのでしょうか？

張り替えは外壁材をたくさん使うためどうしても高くなってしまいます。

また、電気メーターや雨樋を外す作業もあるため諸経費がもろもろかかってしまいます。ですので、張り替えは塗り替えの２倍〜３倍の費用がかかってしまいます。

安く外壁リフォームをするにはやっぱり塗り替えができる状態のときにやっておくことが賢明ですね。

外壁張り替えを安くする方法

ですが、張り替えを安くするコツがあります。

それは「一部張り替え&一部塗り替え」という方法を取ることです。

家は日当たりや風当たりで傷み具合は変わってきます。西日が当たる面は痛みやすいのですが、日陰になっているところは傷みにくいです。

ですので、傷んでいる面だけ張り替えにして、まだ外壁が生きているところは塗り替えにすれば費用をグッと抑えられます。

「全面張り替え」と「一部張り替え&一部塗り替え」では以下のような価格差が生まれます。

この費用は実際に当社がお見積もりさせてもらった金額です。

一部張り替え&一部塗り替えにすると１２０万円も安くすることができました。無理して全面張り替えをしなくても一部張り替え一部塗り替えにすればかなり安くできます。

見た目としては全面張り替えの方が良いのですが、色を合わせればそんなに変にはなりません。

以下のお宅は当社が施工した家です。

一部張り替え&一部塗り替え　施工事例

工事前

↓

工事後

こちらのお宅は西面がかなり傷んでいたため塗装不可でしたので、西面だけ張り替えにしました。他の３面はそこまで傷んでおらず、塗装ができる状態でしたので３面は塗装にしました。

傷んでいる面は張り替え

張り替え中

張り替えをする場合は、既存の外壁は剥がさず、この上から貼っていきます。

上貼り(もしくはカバーリング)という施工方法ですが、この方法だと廃材が出ないので処理費用を抑えることができ、既存の外壁をそのまま使うので断熱効果も高まります。

現在、外壁裏張り替えはこの方法は主流となっています。

上に貼る外壁材は軽金属サイディングですのでとても軽いです。そのため家に負担をかけません。それでいて断熱材も入っているので家を暖かく、夏は涼しくすることができます。

傷んでいる面はこのように上貼りをしていきます。

傷みが軽微なところは塗装

外壁の傷みが軽微なところは塗装をしていきます。塗装をすればまた丈夫な外壁にすることができます。

施工完了

外壁張り替え完了

塗装完了

柄も同じようなものを選び、色も同じようにすることで違和感のない外壁にすることができます。

一部張り替え&一部塗り替えにすることで費用をグッと抑えられ、外壁を蘇られることができるので、安く外壁リフォームをしたい場合はこの工法もおすすめです。

当社には腕の良い外壁張り替え職人もおりますし、腕の良い塗装職人もいます。

一部張り替え&一部塗り替えを得意としていますのでぜひお気軽にお問い合わせください。