こんにちは。
新潟市の住宅塗装専門店ハピクルリフォームです。
コーキングは家を守る上でとても大事なものです。
コーキングがあることで内部に雨が侵入することを防ぎ、木材や外壁の腐食を止めてくれます。
ですが、築10年以上、または塗り替えから10年以上経過すると、コーキングは劣化してひび割れや隙間が空いてしまいます。
こうなると雨が家の中に侵入して家を傷ませてしまうのです。ですので定期的にコーキングは直すようにするといいですね。
傷んだコーキングの事例
築15年の外壁です。コーキングが硬くなり手で触るとボロボロ落ちてきてしまいます。隙間が大きく空いているので雨が家内部に侵入してしまっている状態です。
木材を腐食させてしまったり、シロアリなどの害虫を呼んでしまったり、外壁をボロボロにしてしまう原因になってしまいます。
このようになるとコーキングを全て取ってから新しいコーキングを打つ「打ち替え」という作業が必要になります。
こちらのお宅は築13年です。築10年を過ぎるとこのようにコーキングが割れて隙間が空いてしまうことが多いですね。
こちらのコーキングが触るとまだ弾力があり生きている状態でした。
隙間は空いていますが、コーキング自体はそこまで傷んでいないのでこの上に新しいコーキングを打つ「打ち増し」という施工ができます。
こちらのお宅は築10年ほどです。西日が当たる西面は特に傷んでいました。
西面は雨風が強くあたりますし、強い日差しも受けます。そのためコーキングが傷みやすいです。
コーキングの隙間に雨が入り込み、どんどん外壁を腐食させてしまいます。一度腐食するとそのスピードは早いので、早めの対処がいいですね。
上の3つの事例のように、築10年以上経つとコーキングはひび割れを起こし、隙間を空かせてしまいます。
隙間が開くと防水機能は低下してしまうので雨漏りの原因にもなってしまいます。
窓周りのコーキングが劣化すると、窓から雨がつたって家内部に侵入してきます。そうすると木材を腐らせたりカビの原因にもなります。
コーキングはあまり目立たないものなのですが、すごく大事な役割があるのです。
あなたのお宅のコーキングは大丈夫でしょうか?家をグルっと周り確認してみてください。
日陰になる面は意外と傷みませんが、西日が当たる西面が傷んでいるかもしれません。また、1階部分は傷んでいなくても2階部分が傷んでいる場合もあります。
コーキングの施工方法と費用について
コーキングの施工方法は2種類あります。施工方法で費用も変わってきますのでその点についてお伝えします。
打ち替え
打ち替えとは、コーキングが劣化しすぎているため、全て取ってから新しく打つ方法です。
手で触るとボロボロ落ちてくるようなコーキングは取らないといけません。その上からコーキングをしてもまたすぐに隙間が空いてしまいます。
打ち替えの場合は古いコーキングを取る手間と新しいコーキングを打つ手間が生じるため費用は高めになります。
打ち替えの費用は1メートル1000円ほどになります。
一般的な家の場合は30メートルくらいあるので打ち替え費用はだいたい30万円くらいになるでしょう。
打ち増し
打ち増しとは、コーキングがまだ生きているのでその上から新しいコーキングを打つ方法です。
手で触るとまだ弾力があり、しっかりと密着している場合は無理して取る必要はありません。
既存のコーキングを生かしてその上にコーキングを打てば、また防水機能は蘇ります。
打ち増しの場合は既存のコーキングを取る必要がないのでその分の手間が省けます。
使用するコーキングの量もそこまで多くないため、費用も安く済ませることができます。
打ち増しの費用は1メートル500円ほどです。
一般的な家は30メートルくらいあるので15万円くらいが平均的な相場です。
コーキングを直してから塗装する
劣化したコーキングを直したら、今度は塗装をしていきます。
コーキングを打つ前に「プライマー」という塗料を塗ります。プライマーは接着剤のようなもので、新しく打つコーキングの密着性を高めてくれます。
その後にコーキングを打っていきます。多めに打って防水機能を高めていきます。
コーキングがしっかりと固まったら、外壁全面を塗装します。コーキングの上に塗装をするのでコーキング自体も丈夫になります。
塗装することで外壁もコーキングも長持ちします。
コーキングを直してから外壁全面を塗装することで、防水機能も蘇り、外壁も蘇ります。
これでまた安心して日々を過ごしていけますね。
外壁やコーキングが劣化すると雨漏りが心配になったり傷みが気になってしまいます。そのような思いで生活していると精神衛生上良くありません。
ですが、外壁が蘇れば心配事は一つなくなるので精神面で安定が得られます。
外壁を綺麗にすることは健康向上にも一役かってくれますね。
もし外壁やコーキングが傷み出して気になっている場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
無料で外壁診断いたします。
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