「崖っぷちが人を成長させる」ということを教えてくれる松下幸之助

こんにちは。

新潟市の住宅塗装専門店ハピクルリフォーム代表の富澤です。

日本を代表する企業であるパナソニック。その創業者は誰もが知っている松下幸之助さんですね。

経営の神様とも言われ、日本人が最も尊敬する経営者だと言われています。

そんな松下幸之助さんですが以下の言葉を残しています。

万策尽きたと思うな。
自ら断崖絶壁の淵にたて。
その時はじめて新たなる風は必ず吹く。

- 松下幸之助 -

今までにたくさんの崖っぷちを経験した松下幸之助さん。

「現実的に考えて不可能」というような絶望を経験してはその都度、その絶望を乗り越えてきました。

 

数多くの断崖絶壁を経験してきた松下幸之助さんですが、その一つの絶望が「伝説の会議」と言われ、今でも語り継がれています。

 

ではその伝説の会議とは一体なんなのでしょうか?

今日はその伝説の会議を紐解いていきたいと思います。

この教えは今の私たちに大事なことを教えてくれる大きな出来事です。伝説の会議から学んでいきましょう。

無茶苦茶な要求をする豊田自動車

当時はまだ松下通信工業という社名だったパナソニック。

会社としても今のように大きくなくまだまだ小さな会社でした。

そんな松下通信工業に対して「カーラジオをもっと安くしてくれ。半年以内に20%安くしなさい」と豊田自動車に要求されます。

これは当時の松下通信工業にとっては無茶苦茶な要求でした。現時点でも利益が出せていないのに、ここからさらに20%も安くしろという要求だったからです。

1000万円で作れているものを800万円にしろということです。1000万円でも利益がほとんど出ていないのに800万円にしたら確実に赤字です。

この無茶苦茶な要求に対して松下通信工業の幹部たちは頭を抱えます。「無理だ」「酷すぎる」「ふざけんな」と絶望と怒りに包まれていたのです。

会議室には重い空気が流れ「不可能」一色で包まれていました。

ですがその時、その不穏な空気を切り裂くあの男が入ってきます。

 

そうです。

それが日本人が最も尊敬する経営者。

あの

「松下幸之助」

です。

今の延長線で考えてはいけない。全てをガラッと変えなきゃならない

今までにない重い空気に包まれている会議室。

そこで松下幸之助さんは幹部たちに問います。

「どうして豊田自動車はそんな要求をしてきたのだ?」と。

 

「無理だ」「酷すぎる」と頭ごなしに否定するのではなく、まずは「相手がなぜそう言ってきたのかを考えろ」と幹部たちに言うのです。

 

なぜ豊田自動車が20%のコストダウンを要求してきたかというと、貿易自由化の影響があったからでした。アメリカのGMやフォードなどと真正面から戦うには今よりコストを落としていくしかないと豊田自動車は考えたからでした。

もしコストダウンせずに今までと同じように車を売っていたら豊田自動車は潰れてしまう。いや、日本の自動車産業が沈んでしまうと考えたからです。

アメリカの自動車会社に打ち勝つにはコストを下げるしかないと判断したのです。

そこで豊田自動車は松下通信工業に20%のコストダウンを要求したのでした。

 

この理由を聞いた松下幸之助さんは言います。

「そうか。これは松下通信工業だけの問題ではない。日本の存続に関わる大きな問題だ。

これを『無理です』と簡単に断ってはいけない。

日本発展のためにもこの要求を喜んで受けようではないか」

 

この思いを聞いた幹部たちは何かが変わりました。

今まで幹部たちは「我が社の利益」「我が社の存続」という自分のことを1番に考えていましたが、松下幸之助さんは「日本の発展のため」というもっと大きなところを見ていたのです。

 

さらに松下幸之助さんは続けます。

「このような大きな要求に応えるには今までの延長線上で考えていてはいけない。

今までの商品とは全く別物の商品を開発しなければこの要求には応えられないだろう。

小手先の知恵ではどうにもならない。発想を全て変えないとできない。

今までの製品を小さくするとかそんなことでは20%コストダウンは達成できない。

全く新しい製品を作り出すしかない。

 

だが考えてみろ。

もしこの要求に応えられたらどう思う?

無理だと思われていることが『松下通信工業にはできた』となれば世界で通用する製品になる。

そうなれば世界の自動車メーカーから売ってくれと言ってくるに違いない。

これはピンチではなくチャンスではないか!」

 

松下幸之助さんはこれは崖っぷちではなく、大きなチャンスなのだと考えたのです。

ものは見方次第で良くも悪くもなります。松下幸之助さんはこの出来事を良い方向に考えたのです。

この思いを聞いた幹部たちは一致団結し、新たなカーラジオを開発していきます。

そして松下通信工業は豊田自動車の要求を完全に達成したのです。

 

この要求に応えてくれた松下通信工業に対して豊田自動車は大きな感謝をします。そして恩返しするためにも豊田自動車は今まで以上に販売数を伸ばし、結果的に松下通信工業は大きな利益をあげていったのです。

 

無理を不可能にする。

 

これが「松下幸之助 伝説の会議」と言われ今でも語り継がれています。

 

もう一度松下幸之助さんの言葉を見てみましょう。

万策尽きたと思うな。
自ら断崖絶壁の淵にたて。
その時はじめて新たなる風は必ず吹く。

- 松下幸之助 -

 

何事も諦めてはいけない。
ピンチだと思うことはチャンスなのだ。
このチャンスに挑む時、新しい風が吹くのだ。

そんなことを教えてくれています。

ものの見方で人生は変わる

生きていれば、望まないこともあります。

・利益の減少
・病気
・別れ

良いことばかりではなく、悲しいこともあるでしょう。

ですが、この出来事をマイナスと取るかプラスと取るかはその人次第です。

 

病気になった時「ああ、これをきっかけに食事を変えることができる。健康を考えることができたから病気になってよかったな」と思えた時、新しい風が吹くのかもしれません。

売り上げが減少した時、「ああ、新しい挑戦をしていなかったな。どこかで怠けた気持ちがあったかもしれない。もう一度人に喜ばれる仕事をしよう」と思た時、打開策が見えるかもしれません。

 

受け止め方一つで人生の質は変わっていきますね。

 

松下幸之助さんが経営の神様と言われるのは、高い志を持って経営していたからなのだと思います。

私はまだまだ小さな経営者ですが、松下幸之助さんの想いを忘れずに働いていこうと思います。

 


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