[chat face=”IMG_11551.jpg” name=”ハピクルリフォーム代表 富澤” align=”left” style=”type1″]こんにちは。新潟市の住宅塗装専門店ハピクルリフォームです。[/chat]
このページでは工場の屋根塗装についてお伝えします。
塗装前
塗装前の屋根は、塗膜が薄くなっており錆が出ている状態でした。
艶もなくなっているので雨を弾きにくくなっています。このように錆が出ていると早いスピードで錆が広がります。
この段階で塗装できたので良かったです。
それでは塗装の流れをお伝えします。
サビ落とし
サビ落としはカップワイヤーという機械を使ってサビ落とししていきます。
高回転する機械ですので錆を落としてくれます。
機械が入らないところはマジックロンという道具を使って隅々までサビ落としします。
錆転換剤塗装
機械を使っても完全に錆を落とすことはできません。
ですので、「錆転換剤」という塗料を塗って錆びにくい状態にしていきます。
錆転換剤はその名の通り、錆を新品の鉄のような状態に変えてくれるものです。
錆が進行する赤錆を、錆が進行しにくい黒錆に変えてくれる塗料です。
根本から錆びにくくしてくれます。錆転換剤を塗るだけで長持ち度はかなり変わってきますよ。
下塗り(錆止め塗装)
今度は錆止め塗料を塗っていきます。
錆止め塗料には色々種類がありますが、錆止め効果の高い錆止め塗料を塗装していきます。
「SK化研 マイルドボーセイ」という塗料を塗装します。この錆止めは2液性塗料となっており、主剤と硬化剤が分かれているタイプです。
塗装する直前に2つの液を混ぜて塗装します。硬化剤を入れることで塗料自身がガチガチに固まるようになるので強靭な塗膜を作ってくれるのです。
そのため錆びにくい状態にしてくれます。
錆止めもどの塗料を塗るかによって長持ち度は変わってきます。
中塗り(シリコン塗料1回目)
次に中塗りを行います。
ここからいよいよ色を塗っていきます。今回は工場屋根ですので、青色を塗装しました。
塗装した塗料は「SK化研 プレミアムルーフシリコン」という塗料を塗装しました。
こちらも2液性の塗料です。
プレミムルーフシリコンは紫外線の影響で劣化する要因を軽減してくれる塗料です。「ラジカル抑制塗料」とも言われています。
ラジカルとは紫外線の影響で塗膜表面が劣化することをいいます。
人も強い紫外線を受けるとシミができたり肌が傷んでしまいますよね。屋根や外壁も紫外線は大敵です。
プレミアムルーフシリコンはそんな紫外線からの悪影響を丸呑みして無害化させ、無かったことにしてくれる優れた塗料なのです。そのため耐久性も高くなっています。
最近はどんどん良い塗料が開発されています。長持ち度が飛躍的に上がっていますね。
上塗り(シリコン塗料2回目)
最後の仕上げ塗装として2回目のシリコン塗料を塗装します。
塗料は薄く塗るのではなく、置いてくるイメージで厚く塗っていきます。
厚くすれば良いというわけではないのですが、薄く塗るより厚く塗った方が耐久性は高くなります。
※あまりにも厚く塗りすぎると呼吸ができなくなるため剥がれてしまう可能性があります。適切な厚さにすることも大事です。
適切な厚さになるようにたっぷり塗って耐久性をあげていきます。
屋根塗装 ビフォーアフター
↓
塗装後は鏡かと思ってしまうほどピカピカに輝き綺麗になりました。
表面は強力な塗膜が形成されているので、雨が降ると滝のように勢いよく流れていきます。
水玉の雨が勢いよく流れていく様を見るととても気持ちが良いです。雨の日が楽しくなること間違いなしです。
屋根は常に紫外線と雨を受けるところです。いつでも最前線で建物を守ってくれています。そのためダメージも大きいものです。
屋根は定期的に塗装することで劣化を防ぎ、雨漏り防止になります。10年に1回塗装することが推奨されています。
塗装をお考えの方はお気軽にお問い合わせください!
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