こんにちは。
新潟の外壁塗装、塗替え専門店「ハピクルリフォーム」代表の富澤です。
外壁塗装をするときに考えることが「どの塗料にしたらいいんだろう?」ということです。
塗料には様々な種類があり耐久性や効果効能も様々です。たくさんある中から選びさすのは至難の業でしょう。
見積もり時に営業マンや職人さんから「この塗料が良いですよ。オススメです」と言われても、「何がどう良くてオススメなのか?」と頭の中が「???」となってしまうかもしれません。
そこでこのページでは外壁塗装(塗替え)の時に使う塗料をわかりやすいように解説していきたいと思います。
塗料には大きく分けて2種類「油性」と「水性」がある
塗替えをする時に使用する塗料は大きく分けて2種類あります。
「油性」と「水性」です。
油性は石油系の塗料で希釈するのにシンナーを使用します。水性は水で希釈できる塗料です。
油性塗料 | 水性塗料 | |
---|---|---|
希釈方法 | シンナー | 水 |
価格 | 高め | 安め |
耐久性 | 高い | 製品によって変わる |
匂い | あり | ほぼなし |
密着性 | 塗料によって変わるが全体的に強い | 油性より弱い |
乾燥 | 早い(暖かい日は特に早い) | 冬は乾燥しにくい |
大きく分けて2種類の塗料がありますが、よく使われている塗料は「油性塗料」です。
油性塗料は密着性が良く、耐久性も優れています。水性でも耐久性の良い塗料はありますが、塗替えでは9割が油性塗料になっています。
塗替えで大事なのは「耐久性」です。1日でも長く耐久してくれた方が良いですよね。そう考えると塗替えの時は油性塗料を選ぶことをオススメします。
塗料にはどんな種類があるの?
塗料には様々な塗料があります。塗料の進化は進んでおりどんどん良い塗料が出てきています。どのような塗料があるかお伝えします。
アクリル | 安い塗料。光沢はあるが耐久性が弱く塗替えで利用されることはほとんどない。 | 耐久年数 5年程度 |
---|---|---|
ウレタン | シリコンが一般的になる前はウレタンが最も利用されていた。耐久性も優れておりシリコンより安い。 決して悪い塗料ではないが最近は外壁に利用されなくなってきている。雨樋や破風板の塗装に向いている |
耐久年数 7年〜10年 |
シリコン | 塗替えで今最も利用されている塗料。耐久性もよく価格もそこまで高くないためコストパフォーマンスが良い。 シリコンを選ぶ家が多い |
耐久年数 10年程度 |
フッ素 | 耐久性が高い高品質塗料。価格が高い塗料。一般住宅の塗替えで利用するケースはあまりない。頻繁な塗替えが難しいビルなどで使われることがある。塩害がある家や鉄骨で使われることもある | 耐久年数 15年〜20年 |
無機 | 耐久性は非常に高いが価格も高い。無機も一般住宅の塗替えで利用されることは稀。無機質のため耐久性に富んでいる。硬い塗膜になる | 耐久年数 15年〜20年 |
住宅の塗替えで利用される塗料は上記の5つです。他にも断熱塗料や遮熱塗料などもあります。塗ると夏は涼しく冬は暖かくすることができる塗料です。光熱費を節約できることもあります。鉄板の屋根に断熱塗料を塗ると効果が期待できますね。遮熱、断熱塗料を塗るお宅もあります。
塗替えで一番利用されている塗料は「シリコン」です。シリコンは水を弾く性質があり、高耐久であり、しかも価格はそれほど高くありません。外壁と塗装にはシリコンがオススメできます。
海の近くで塩害がある場合はフッ素塗料や無機塗料もオススメです。耐久性が非常に高く耐久年数も15年〜20年と言われています。外壁を長持ちさせたい方はフッ素や無機がオススメです。
塗料の選択はどのような結果を得たいかで変わってきます。
安く塗替えをしたい → ウレタン
費用、耐久性のバランス重視 → シリコン
光熱費を抑えたい。家の中を快適にしたい → 断熱・遮熱
とにかく耐久性重視 → フッ素・無機
このような選択になってきます。
考え方によって塗料の選択方法は変わります。
どのような塗替えをしたいかを良く考えて塗料を選びましょう。
もちろん私も最善のアドバイスをいたします!
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