錆びた屋根に錆転換剤を塗装しました | 【新潟市 外壁塗替え】ハピクルリフォーム

錆びた屋根に錆転換剤を塗装しました

塗料の知識
錆転換剤 塗装中

こんにちは。
新潟市の外壁・屋根塗装専門店ハピクルリフォームです。

 

今日は錆びた屋根に錆転換剤を塗装しましたのでその様子をお伝えします。

塗装前の屋根

塗装前

 

塗装前

塗装前はこのようにかなり錆びている状態でした。

もう少し塗装が遅れていたら穴が空いて雨漏りの原因になってしまったかもしれません。今回塗装できて本当によかったです。

 

錆びにくくするために今日は錆転換剤を塗装していきます。

 

錆落としの様子

塗装する前には必ず錆落としをします。目の粗いサンドペーパーでよく錆を落とします。

錆びているところは表面に凸凹の錆が出ていますので、サンドペーパーを使ってガリガリと落とし、平らにしていきます。

錆転換剤 塗装

錆転換剤 塗装中

そうしたら錆転換剤をたっぷりと塗装します。

錆転換剤とは化学変化を起こし、鉄を錆びにくく塗料です。

錆転換剤塗装前は鉄が赤錆(悪性の錆)の状態になっていますが、錆転換剤を塗ると化学変化を起こし黒錆(良性の錆)に変わります。

黒錆は錆が進行しにくい良性の錆ですので、この状態にしてから錆止め塗料塗装→上塗り2回を行うと錆びにくくて丈夫な鉄になるのです。

 

他社なら錆転換剤は塗装せず、錆止め塗料を塗って、上塗り2回するところもあります。もちろんそれでも綺麗になりますし、錆びにくくはできるのですが、錆転換剤を塗った方がより錆びにくくできます。

 

このようなことは見えない作業ですし、上に塗料を塗ってしまえばわからないことなのですが、このような見えない作業を丁寧にすることで長持ちさが変わります。

 

お客さんの立場で考えれば長持ちする丈夫な塗装をして欲しいに決まっています。自分の家を誰かから塗装してもらうなら、やっぱりいい仕事をして欲しいです。見えないところもしっかりと仕事をする職人にお願いしたいと思います。

 

もし我が家を塗装してもらうならどんな仕事をして欲しいのか?

ということを考えながら、自分の理想像に合わせて仕事をするようにしています。

仕事を急ぐ必要もありませんので、丁寧に作業を進めます。

 

塗装というのは塗ってしまうと後戻りできません。塗ってから剥がすということはできませんので、一つ一つの作業を丁寧に行い、丈夫になるように作業をします。

 

錆びにくくする下地処理や密着を良くする下地処理は時間がかかることですが、この下地処理を丁寧に行うことが結果的にいい仕事になり、仕事を早く進める近道にもなります。

錆転換剤 塗装完了

錆転換剤を塗ると、黒くなり、膜があるので少し艶が出ます。

後日この上に錆止め塗料を塗装し、上塗りを2回行っていきます。

どんどん綺麗に仕上がっていきますよ。

 

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