こんにちは。
新潟市の外壁・屋根塗装専門店ハピクルリフォームです。
今日は破風板の塗装をおこないました。
塗装前の破風板はほとんど塗膜が無くなり木が剥き出しになっている状態でした。
木が痩せてしまっている感じです。撥水効果は無くなり雨を吸い込んでしまう状態ですね。
まずは1回目を塗装していきます。1回目はシンナーを多めに入れてサラサラした塗料を塗ります。
1回目にサラサラした塗料を塗ることで木の内部まで塗料が染み込んでいきます。そうすると密着が良くなりますし耐久性も上がります。
1回目で濃い塗料を塗ると内部まで染み込まず表面しか塗料がつかないので剥がれの原因になってしまいます。
ですので1回目はドロドロした塗料ではなくサラサラした塗料を塗ります。
2回目からドロドロした塗料にしてたっぷりと塗装します。
今回はかなり傷んでいましたので2回塗りでは足りません。
しっかりと乾かしてから後日3回目の塗装をします。
しっかりと乾かしてから3回目の塗装をおこないました。ローラーにたっぷり塗料をつけて厚厚と塗っていきます。
木目の間にも塗料を入れて内部から丈夫にするように塗装します。
ピカピカに輝いていますね。
傷んでいた破風板がどんどん綺麗で丈夫になっていきます。綺麗になるって本当に気持ちがいいです。
このページではわかりやすく説明するために3回塗りの様子を1ページでお伝えしていますが、本当は3日間かけて塗装しています。
1日で3回塗装するとしっかり乾いていない上に塗装することになるので耐久性が上がりません。
1回塗ったら1日乾かし、翌日に2回目を塗り、翌々日に3回目を塗装するというように塗装しています。
このように時間をかけてしっかりと乾かしてから塗装することで強靭な層ができるため丈夫にできます。
早く仕事を終わらせることよりも、長持ちさせるための時間をかけて塗装することの方が大事です。
経営の神様と言われている京セラ創業者の稲盛和夫さんは「ごまかすな。うそをつくな。長期的な視点で経営しないと会社は成長しない」と言っています。
「早く仕事を終わらせる。そのために1日3回塗装しよう」というのは目先のことしか考えていないことです。それで耐久性が下がったら意味がありません。
「長持ちさせるために時間はかかるが3日間かけて塗装しよう」というのは長期的な視点です。時間はかかるが5年、10年と長い視点で考えたら時間をかけて塗装した方が絶対にいいです。耐久性が上がります。
耐久性が上がればお客様も喜んでくれて「ああ。あの会社に依頼してよかった」と思ってもらえます。そうなればまた仕事を頂けます。
目先のことばかり考えるのではなく、長い視点で考えることが大事だなと、名経営者稲盛和夫さんから学びました。
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