[chat face=”IMG_11551.jpg” name=”ハピクルリフォーム代表 富澤” align=”left” style=”type1″]こんにちは。新潟市の住宅塗装専門店ハピクルリフォームです。[/chat]
今日はシャッターの塗装を行いました。今日はサビ落としと錆止め塗装を行ったのでその様子をお伝えします。
塗装前
塗装前は錆が結構進行している状態です。合わせ目から錆び始めていますね。シャッターは開閉するたびに擦れてしまうので、だんだん塗膜が薄くなり錆が進行してしまいます。
ですのでシャッターも定期的に塗装してあげる必要があります。
サビ落としの様子
シャッター塗装で特に重要なのは「サビ落とし」です。
長持ちするかどうかを決めるにはサビ落としにかかっていると言っても過言ではありません。
サビ落としせずに塗装すれば当然すぐにサビが出てきてしまいますが、サビ落としをしっかりして錆びにくい状態にすれば錆が出るスピードは遅くできます。
サビ落とし作業はとても大事なので時間をかけて行います。
まずはグラインダー(サンダーともいう)という機械を使って表面の錆を取っていきます。機械を使うことでガンコな錆を削り落とすことができます。
ただし、グラインダーは高回転する機械なので狭いところに入れることはできません。無理して機械を入れてしまうと弾かれて危険です。そのため、グラインダーは表面の錆を落とすときに使っていきます。
機械が入らない狭いところは、目の粗いサンドペーパーや金属ヘラを使ってサビ落としをしていきます。
5時間かけて丁寧にサビ落としをします。
塗料を塗って上部を綺麗にすることは簡単なことですが、塗ってしまったら後戻りはできません。
長持ちさせる塗装をするためには下地処理を時間をかけて行う必要があるのです。
見えなくなる下地処理こそ塗装で最も大事なところです。
錆転換剤 塗装
機械やサンドペーパーを使っても完全に錆を落とすことはできませんので、錆転換剤という塗料を塗装します。
錆転換剤とは、錆びやすい赤錆を錆びにくい黒錆に変えてくれる塗料です。
黒錆になることで新品の鉄の状態になり根本的に錆びにくくすることができるのです。錆転換剤を塗装するかしないかで長持ち度はかなり変わります。
ちなみに錆転換剤は、錆がヒドイときに塗る塗料です。錆がそこまで進行していない時は塗装する必要はありません。
また、錆転換剤を塗装しない塗装会社だったとしてもその会社は悪い会社とは言えません。錆止め塗料だけでも十分な時があります。塗装会社は状況に応じて錆転換剤を塗装するか、塗装しないかを判断していますので、錆転換剤を塗装しない会社であっても素晴らしい塗装会社は多いです。
当社は今回、錆が進行していたので錆転換剤を塗装すべきと判断しました。
錆転換剤 塗装後
写真だとわかりづらいですが、錆転換剤を塗装すると黒く変色します。
塗装前は錆が赤い状態でしたが、黒くて艶がでる状態になりました。黒錆になっていることがわかりますね。
この状態になると錆びにくい新品同様の鉄になったので、ここから塗装すればシャッターも長持ちします。
錆止め塗料 塗装
今度は錆止め効果の高い「2液性エポキシ錆止め塗料」を塗装します。
ローラーが入らない狭いところはハケで塗り、表面はローラーを使って塗装します。
錆止め塗装が完了しました。
後日この上に上塗りを2回行っていきます。
どんどん綺麗になっていきます!
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