サーモアイウォールの評判 メリットデメリットを徹底解説 | 【ハピクルリフォーム】新潟市外壁、屋根塗替え専門店 塗装会社

サーモアイウォールの評判 メリットデメリットを徹底解説

塗料の知識
ハピクルリフォーム代表 富澤
ハピクルリフォーム代表 富澤

このページではサーモアイウォールについて解説していきます。

温暖化の影響で年々気温が上昇しています。そこで各塗料メーカーは「遮熱塗料」を販売していますが、日本ペイントでも外壁専用遮熱塗料を販売しています。

 

日本ペイントの「サーモアイウォール」は、外壁の温度上昇を抑えることに特化した遮熱塗料のシリーズです。

サーモアイウォールの高い遮熱性能の秘密は「上塗り」と「下塗り」のダブルで赤外線を反射する独自の技術にあります。

遮熱効果が期待できる塗料です。

 

1. サーモアイウォールの仕組み(遮熱効果)

出典:サーモアイウォールカタログより

サーモアイウォールが特に優れている点は、塗膜全体で遮熱効果を最大限に引き出す「ダブル反射」の技術です。

上塗り層の役割

太陽光に含まれる熱源となる赤外線を効率よく反射します。

 

赤外線透過テクノロジー

上塗り層で反射しきれなかった赤外線は、上塗り塗料を透過し、下塗りの層へ到達します。

 

下塗り層の役割

透過してきた赤外線も、下塗り塗料(サーモアイウォールシーラー/サーフ)が持つ反射性能で再度反射させます。

出典:サーモアイウォールカタログより

このように、上塗り材と下塗り材が連携して赤外線を反射し、外壁への熱の蓄積を大幅に抑制します。

その結果、建物の外壁面の温度上昇が抑えられ、室内への熱の侵入も少なくなるため、冷房効果が高まり、節電・省エネにつながります。

サーモアイウォールは下塗り塗料と上塗り塗料のダブルで遮熱効果が期待できるため、室内温度を抑えることができるのです。

 

サーモアイウォールのグレードと耐久性の比較

サーモアイウォールシリーズには、樹脂(グレード)の違いにより、いくつかの製品がラインナップされています。グレードによって耐久性や価格が変わります。

塗料名 樹脂の種類 特徴 耐用年数
水性サーモアイウォールSi シリコン(水性) 最も一般的。コストと性能のバランスが良い。水性で臭いが少ない。 10年〜13年
ファインサーモアイウォールSi シリコン(弱溶剤) 弱溶剤(油性)で、水性よりも下地への密着性が高い。 7年〜13年
水性サーモアイウォールF フッ素(水性) 高い耐久性を求める方向け。水性で臭いが少ない。 15年
ファインサーモアイウォール4F 4フッ化フッ素(弱溶剤) 最高グレード。長期にわたり遮熱効果と美観を維持したい方向け。 12年〜15年

※ここでの耐用年数は目安となります。既存外壁の傷み具合や環境によって耐用年数は変わります。

 

その他の重要な機能

高耐候性・低汚染性

高い耐久性(耐候性)と、汚れが付着しにくい低汚染性を備えており、長期間にわたり遮熱性能と建物の美観を維持します。

 

防藻・防カビ機能

藻やカビの発生を抑制し、建物を衛生的に保ちます。

 

透湿性

塗膜に透湿性(水蒸気を通す性質)があり、壁の内部にこもった湿気を外部に逃がすことで、塗膜の膨れや剥がれを防ぎます。

 

色による効果の違い

明るい色(特にクールホワイト)ほど日射反射率が高いため、遮熱効果が最大限に発揮されます。

濃い色や暗い色は、一般的に明るい色に比べて遮熱効果が控えめになる傾向があります。

 

まとめ

サーモアイウォールは、夏の暑さに困っており、室内の温度を下げることと省エネを重視したい場合に最適な塗料です。

グレードを選ぶ際は、ご自身の予算と「何年後まで家を守りたいか」という耐久性の要望に合わせて選ぶのがおすすめです。

当社は遮熱塗料の実績が豊富ですので、遮熱塗料を塗りたいとお考えの方はお気軽にお問い合わせください。

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