【新潟市西区】モニエル瓦の塗装を行いました

外壁塗装 実例

[chat face=”IMG_11551.jpg” name=”ハピクルリフォーム代表 富澤” align=”left” style=”type1″]こんにちは。ハピクルリフォーム代表の富澤です。[/chat]

新潟市西区のお宅でモニエル瓦の塗装を行いましたので、塗装についてお伝えします。

塗装前

塗装前のモニエル瓦は塗装がほとんどなくなっており、屋根の下地が剥き出しになっている状態です。

この状態になると砂が流れ出し、屋根が薄くなってきてしまいます。最悪な場合瓦にヒビが入り雨漏りを引き起こしてしまいます。

できればこうなる前に塗装できるといいですね。しかし、この状態からでも塗装すればまた丈夫な屋根にすることができますのでご安心ください。

 

高圧洗浄

モニエル瓦の塗装で一番重要な作業が「高圧洗浄」です。

モニエル瓦に塗装されている塗料は特殊な塗料です。時間が経過すると粉っぽくなる塗料がもともと塗装されています。

この粉っぽい塗料をしっかりと落とさないといけないのです、粉の上に塗装してもすぐに剥がれてきてしまうので、ガッチリ高圧洗浄して古い塗料や汚れを落としていきます。

普通の洗浄では綺麗に落とせないので、トルネードガンという特殊な洗浄機を使って洗います。

トルネードガンは水が回転しながら噴射されるものです。水が回転すると威力が増すため強力に洗うことができます。

時間をかけて洗浄したら、しっかりと乾かすために1日〜2日明けます。

 

下塗り

洗浄後、しっかりと乾かしたら下塗りを行います。

下塗りには「浸透性シーラー」という塗料を塗装します。瓦内部に塗料が浸透し、中から固まってくれる塗料です。たっぷり塗って瓦内部まで浸透させます。

1回塗りでは良い下地にならないので、2回塗って塗装に適した下地にします。

 

下塗り完了

写真だとわかりづらいですが、屋根が飴色のように光沢が出るまで下塗りをしていきます。

塗装は下地が命です。下地がしっかりしていないと、どんなにいい塗料を塗っても剥がれてきてしまいます。

見えなくなるところこそ、丁寧な作業が大事なのです。

 

上塗り

今度は上塗りを行います。上塗りは2回塗装します。

隅はハケで塗り、平面はローラーで塗装します。たっぷり塗装して塗膜を厚くしていきます。

1回塗ったら翌日以降に2回目を塗装して仕上げます。

今回のモニエル瓦は合計4回(下塗り2回、上塗り2回)行いました。

ここまで塗装すれば丈夫な屋根に蘇ってくれますよ。

 

塗装完了

モニエル瓦の塗装が完了しました。光沢が出て綺麗になりましたね。

モニエル瓦の塗装は、普通の屋根の塗装とは少し違います。熟練した技術と知識が必要になる屋根材です。

 

高圧洗浄をいい加減にしてしまうとすぐに剥がれてきてしまいますし、下塗りをしっかり行わないとこれもまた剥がれの原因になってしまいます。

モニエル瓦の塗装は真剣に取り組まないといけない屋根材です。いい加減な施工をしてしまうとすぐに剥がれてきてしまいお客さんに悲しい思いをさせてしまいます。

当社の信用もガタ落ちになってしまいますので、モニエル瓦の塗装はドキドキしながら真剣勝負で挑んでいます。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました