
このページでは木の外壁の塗装の様子をお伝えします。
塗装前

塗装前は上の写真のように塗膜が剥がれてきている状態でした。
木は呼吸する性質があるので硬い膜を貼るような塗料を塗ると呼吸できなくなり剥がれてきてしまいます。
木の外壁を塗る時は「オイルステイン」という塗料を塗ることがおすすめです。オイルステインはオイル系の塗料で、木に染み込み木目もしっかり出るような塗料です。
膜を貼らないので木が呼吸でき剥がれにくくなります。
今回は剥がれてきてしまっているのでしっかりと落としてから塗装します。
旧塗膜落とし

カップワイヤーという機械を使って剥がれてきている旧塗膜を落とせるだけ落としていきます。
剥がれてきている塗膜の上に塗装しても意味はありませんから旧塗膜はしっかりと除去します。

その後高圧洗浄をして汚れをしっかり流します。
1回目塗装

木部専用塗料を塗っていきます。
今回は「キシラデコール コンゾラン」という塗料を塗装します。

この塗料は防虫防腐効果のある木部専用塗料です。
膜を貼るタイプの塗料です。ですが呼吸できるように設計されているのでは剥がれにくくなっています。
塩害がある佐渡などでもよく使われている実績にある塗料です。
2回目塗装

1回目をしっかり乾燥させたら2回目を塗装します。
キシラデコールコンゾランは基本的に2回塗りです。2回塗ることで耐久性が上がります。
塗装完了

塗装が完了しました。
塗装前は剥がれおりている状態でしたが、塗装後は綺麗になりましたね。
若干の艶も出て綺麗に仕上がりました。
木の外壁はどんな塗料を塗るかはとても大事なことです。
木に合わない塗料を塗ってしまうと剥がれてきてあとが大変になります。
木が呼吸でき、耐久性の良い塗料を塗装することが大事です。